皆さま、こんにちは。JCFP(日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会)の広報担当であり、Cancer FP®(がんファイナンシャル・プランナー)です。
「がん」という言葉を聞くと、どうしても「命に関わる大変な病気」というイメージが先行し、将来への不安で胸がいっぱいになってしまうかもしれません。しかし、私たちは日々、多くの方の相談に乗りながらこう確信しています。「正しいお金の知識があれば、不安を希望に変え、前を向いて歩き出すことができる」と。
今日は、私たちの未来を明るく照らす、非常に重要なニュースを紐解いていきましょう。
どんなニュース?:日本中のデータで証明された「がんと生きる」現実
2026年3月6日、厚生労働省から非常に画期的なデータが発表されました。2016年にがんと診断された日本全国の患者さんの経過を追跡した、「5年生存率」の報告です。
これまでも生存率のデータはありましたが、今回は「一部の大きな病院」だけでなく、「日本全国すべてのがん患者さん」を対象にした初めての調査であるという点が大きな特徴です。
ここがポイント!
「5年生存率」とは?:がんと診断されてから5年後に生存している方の割合です。
驚きの数字:例えば、前立腺がんは92.1%、乳がんは88.0%。多くのがんで「5年後も元気に過ごしている」ことが当たり前になりつつあります。
結論:がんは「不治の病」から、「克服できる、あるいは長く付き合っていく病気」へと完全に変わりました。
Cancer FPの視点:これからは「治療費」より「その後の生活費」が大事!
「生存率が上がった」というニュースは、お金の専門家である私たちの目には、「人生の設計図を書き直す必要がある」というサインに映ります。
なぜなら、「長く生きられるからこそ、お金の寿命も延ばさなければならない」からです。
1. 「万が一」の備えから「生きるため」の備えへ
これまでは「亡くなった後の家族のため(死亡保険)」が重視されてきました。しかし、これからは「自分自身が治療を続けながら、どう生活を維持するか」が重要です。
所得補償の視点:治療のために仕事を休んだり、時短勤務になったりして収入が減るリスクに備えましょう。
具体的なチェック項目:会社員の方なら、給料の約3分の2が支給される「傷病手当金(しょうびょうてあてきん)」がいつまで出るか、自営業の方なら「就業不能保険」に入っているかを確認するのが第一歩です。
2. 「家計の息切れ」を防ぐ
生存期間が延びるということは、治療費だけでなく、食費、住居費、教育費といった「日常のお金」も同じようにかかり続けるということです。
高額療養費制度の活用:1ヶ月の医療費の上限が決まっているこの制度は、家計を守る最強の味方です。
「隠れたコスト」に注意:入院費だけでなく、通院の交通費や、体調に合わせた食事代、ウィッグ代なども地味に家計に響きます。これらを考慮した「予備費」の準備を提案することが、最近の相談現場では増えています。
詳しいデータは「公式の案内」で確認を
今回のニュースの詳細は、以下のページから見ることができます。
参照URL: がん登録|厚生労働省
【なぜここを見るべき?】 このリンク先にあるデータは、いわば「がん医療の通信簿」です。ご自身やご家族が診断された際、このページをスマホで見せることで、主治医と「このデータをもとに、私の場合はどうですか?」と具体的な相談がしやすくなります。「数字を知ること」は、冷静な判断を支えるお守りになります。
結び:JCFPは、あなたの「お金の伴走者」です
「生存率が高くなった」という事実は、多くの人にとっての希望です。でも同時に、「お金が足りるかな?」という新たな不安も生まれるかもしれません。
私たち日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)は、そんな皆さまの心に寄り添い、家計の健康を診断する専門家集団です。
病院の先生には聞きにくい「お金」や「生活」のこと。どんなに小さな不安でも構いません、一人で悩まずに私たちにお聞かせください。
「これからの人生、いくら必要で、どう備えるか」を一緒に整理してみませんか? 私たちは、あなたがあなたらしく、安心して過ごせる未来を全力でサポートします。





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