2026年3月6日(金)、株式会社 Good Fin様(https://goodfin.co.jp/)の皆さま向けに、JCFP代表理事・川原拓人がプレセミナーを開催いたしました。
本セミナーでは、
「最新のがん情報を活用し、募集活動を効率化する」
をテーマに、医療の進化と保険提案の接点について解説いたしました。
セミナー内容
1.がん医療の現状と進化
セミナーではまず、日本におけるがん医療の現状と最新動向について解説しました。
日本では毎年約100万人が新たにがんと診断されており、国としても「第4期がん対策推進基本計画」を中心に対策が進められています。
また近年は、
がんゲノム医療(Precision Medicine)
分子標的薬
免疫療法
などの進展により、治療の選択肢は大きく広がっています。
一方で、医療の高度化により
情報格差
経済格差
といった新たな課題が生まれていることについても共有しました。
特に、初回治療前に包括的がんゲノムプロファイリング検査を実施した場合、約61%の患者に推奨薬が見つかったという研究結果を紹介し、医療の進歩が保険提案の背景理解として重要であることを解説しました。
2.適応外薬・未承認薬と経済的課題
続いて、国内未承認薬や適応外薬の現実についても取り上げました。
具体例として、
ニボルマブ(約2ヶ月想定:約242万円)
ペムブロリズマブ(約3ヶ月想定:約391万円)
レンバチニブ(約14ヶ月想定:約738万円)
といった薬剤費の実例を提示しました。
これらを踏まえ、自由診療特約を単なるオプションではなく、医療の進化を踏まえた備えとしてどのように整理するかについて解説しました。
3.医療格差と“Financial Toxicity”
さらに、がん医療を取り巻く課題として
地域格差
医師格差
医療機関格差
経済格差
情報格差
という「4つの医療格差+α」について説明しました。
医療の高度化とともに拡大する“支援の空白(Financial Toxicity Area)”に対し、募集人が果たせる役割についてお伝えしました。
JCFPが掲げる理念である
「Financial Toxicityから、すべての人を解放する」
その実現に向け、「告知よりも先に安心を設計する」という視点の重要性について共有しました。
募集人が果たす新しい役割
本セミナーでは、単なる商品説明ではなく、
医療の背景を理解する
情報を構造化する
必要性を自分の言葉で語る
ことの重要性を強調しました。
標準治療であっても、アドバイザー次第で選択の質が変わる。
そのために、医療と金融を横断的に理解する専門性の必要性について解説しました。
今後に向けて
がん医療は今後も進化を続けます。
その一方で、経済的課題や情報格差も拡大していきます。
JCFPは、がんと金融の専門家ネットワークを拡大し、医療と生活をつなぐ新しい支援モデルの構築を目指してまいります。
この度ご参加いただいた株式会社Good Fin様の皆さまに、心より御礼申し上げます。
今後もJCFPは、保険募集人の専門性向上と社会的価値創出に貢献してまいります。



