日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP))は、がんにともなう“経済毒性”に対応する専門職「Cancer FP(キャンサーFP)」の資格試験について、2025年9月より受付を開始いたします。
■ 資格創設の背景と目的
がん治療の医療費負担や収入の減少、保険制度の理解不足など、生活に直結する多くの課題――これを「経済毒性」と呼びます。Cancer FPは、こうした経済毒性に対して、医療・保険・公的制度・ライフプラン・就労支援など横断的な知識を活かし、患者・家族の安心な選択と備えを支援する専門家です。がん診断前の「未病」の状態にある方に対するリスクマネジメント支援も行える人材として期待されています。
■ 資格試験の種類と概要
募集開始:2025年9月1日(月)午前10時(予定)
受験方法:オンライン(択一式+記述式含む)
受験対象:3級FP技能士以上
医療分野の国家資格保持者資格レベル 受験対象者 試験範囲 合格基準 受験時間 受験料(税込) Basic Cancer FP(BCFP) 保険募集人・ファイナンシャルプランナー・医療従事者等 がんの基礎知識、がん保険の基礎、治療の流れ、告知義務、リスク管理 70%以上 50分 26,500円 Advanced Cancer FP(ACFP) BCFPの資格保持者 がんの診断方法、治療選択、経済的負担、最新医療(ゲノム医療含む) 70%以上 70分 38,500円 Expert Cancer FP(ECFP) ACFPの資格保持者 高度ながん治療、患者支援、社会保障、就労支援、医療機関との連携 70%以上 120分 71,500円
■ 学習構成と試験内容
受験ガイドラインに基づき以下の章立てで出題
| 分野 | 主な内容 |
|---|---|
| 第1章:倫理とがんの基礎 | Cancer FP倫理、がんの病因・予防 |
| 第2章:政策と統計 | がん対策基本法、がん登録・統計 |
| 第3章:5大がんと検診 | 胃・大腸・肺・乳・子宮頸がん、検診の意義 |
| 第4章:がん治療の基礎 | 標準治療・自由診療・SDM・セカンドオピニオン |
| 第5章:公的・民間保険制度 | 医療保険、障害年金、高額療養費、がん保険など |
| 第6章:FP実務と経済毒性 | ライフプラン設計、病期別支援視点、就労・介護連携 |
受験料にはオンデマンド講座+資料ダウンロードが含まれ、合格後は認定証が発行され、正会員への移行が可能です(年会費11,000円)。
■ 今後のスケジュール
2025年9月1日より、全レベルのCancer FP資格試験(Basic・Advanced・Expert)が随時受験可能となります。
受験申込・試験実施はオンラインで完結し、好きな時間・場所で受験できます。
試験の詳細(内容・申込方法・合格基準など)は、2025年8月に公式サイトにて発表予定です。
■ 日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)からのコメント
「がん治療とその後の生活には、多くの“経済毒性”が伴います。Cancer FP資格の整備により、より多くの専門家が医療・保障・ライフプランの視点から患者・家族を多角的に支援できるようになります。我々はこの仕組みを通じ、がんとの共生社会の実現に貢献してまいります。」
■ 問い合わせ先
日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)
TEL:03-6441-0120(平日10:00 ~ 19:00)
FAX:03-6441-0121(24時間受付)
がん領域に特化した「Cancer FP®資格」が、この秋、第1期出願を迎えます。がん患者の経済的課題に寄り添う専門スキルを身に付けるチャンスです。ご注目ください。



