【今週のニュース】病院の「いつものお薬」が値上がりする?家計を守るために、がん患者さんが知っておくべき「免除のルール」

こんにちは。日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会(JCFP)の広報担当兼、Cancer FP®(がんファイナンシャル・プランナー)です。

がんの治療中、誰もが一度は「これから治療費はどうなるんだろう?」と家計の心配をされるはずです。私たちは、そんな不安を少しでも和らげるため、お金の知識を「希望」に変えるお手伝いをしています。

今週は、すべての患者さんに関係する「お薬代の新しいルール」について、難しい言葉を使わずに解説します。


1. そもそも、何が変わるの?(ニュースのポイント)

一言でいうと、「ドラッグストアでも買えるようなお薬を、あえて病院で出してもらう場合、追加料金がかかるようになる」というルールです。

  • 対象になる薬は?

    湿布、痛み止め、保湿剤(ヒルドイドなど)、花粉症の薬など、「市販薬(OTC医薬品)」と成分がほぼ同じお薬です。

  • いくら増えるの?

    お薬代の「25%」が、これまでの窓口負担に上乗せされます。消費税もかかるため、実際の支払額はこれまでの約1.6倍に増える計算です。

「えっ、高くなるの?」と驚かれるかもしれませんが、安心してください。がん患者さんには「特別な守りのルール(配慮措置)」が用意されています。


2. がん患者さんは「追加負担なし」になる可能性があります

がん治療では、強い薬の副作用を抑えるために、保湿剤や痛み止め、胃薬などを大量に、かつ長期間使うことがあります。これは「便利だから」ではなく「治療を続けるために不可欠」なものです。

そのため政府は、「医師が医療として必要だと判断した場合」は、この追加料金を払わなくてよい(免除する)という方針を決めました。


3. Cancer FPが教える「ここが家計の落とし穴」

お金の専門家として、このニュースで絶対に知っておいてほしい「2つの注意点」があります。

① その追加料金は「高額療養費」の対象外!

がん治療の強い味方「高額療養費制度(窓口での支払いに上限がある制度)」ですが、今回の新しい追加料金は「保険外の費用(選定療養費)」扱いになります。

つまり、どれだけたくさんお薬をもらっても、上限額とは別枠でどんどん加算されてしまうのです。知らずにいると、毎月の家計をジワジワと圧迫する恐れがあります。

② 「先生、おまかせします」はNG?

病院の先生は非常に忙しいため、この新しい「免除ルール」をすべての患者さんに適用し忘れてしまう可能性もゼロではありません。

  • 「副作用が辛いので、この保湿剤は治療に欠かせません」

  • 「市販薬ではなく、先生に診てもらいながらこの薬を使い続けたいです」

    と、自分の状況をしっかり伝えることが、家計を守る第一歩になります。


4. 詳しい情報を確認しましょう

「自分のお薬が対象になるの?」と気になった方は、こちらのリンクから制度の詳細を確認できます。

【このページをチェックするメリット】

これは、国の制度を決める会議の最新レポートです。もし将来、病院や薬局で「お薬代が上がりますよ」と言われたとき、スマホでこのページを見せながら「がん患者への配慮措置があると聞いたのですが…」と相談する材料になります。


結びに

「お金のことは、病院の先生には相談しにくい」と感じるかもしれません。そんなときこそ、私たちJCFP(日本対がんファイナンシャル・プランナーズ協会)を頼ってください。

私たちは、がんになっても安心して暮らせるよう、家計の立て直しや公的制度の活用を一緒に考える専門家チームです。ひとりで悩まず、まずは気軽な気持ちでご相談くださいね。

あなたの毎日の安心を、お金の知識でサポートします。

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