「がん予防に運動が効果的と聞くけれど、本当に?」「忙しくて運動する時間がない」と感じていませんか。
運動は科学的根拠に基づき、がんのリスクを明確に低下させることがわかっています。
そして、その運動は1日15分程度の簡単なものからで十分です。
あなたに合った方法を見つけ、がんになりにくい体づくりを始めましょう。

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がん予防に運動は本当に効果があるの?科学的根拠を解説
「がん予防には運動が良い」と耳にしたことはあっても、「本当に効果があるの?」「気休め程度じゃないの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
結論から言うと、運動ががんの予防に有効であることは、数多くの研究によって科学的に証明されています。
運動は単に健康的なイメージがあるだけでなく、私たちの体内でがん細胞の発生や増殖を抑えるための具体的なメカニズムを働かせます。
この章では、運動ががん予防に効果的であるという事実と、その科学的根拠について詳しく解説していきます。
運動ががんリスクを低下させるという事実
運動ががんの予防に繋がるという事実は、世界中の研究で裏付けられています。
特に、日本の国立がん研究センターが行った大規模な追跡調査では、日常的な身体活動量が多い人ほど、がん全体の罹患リスクが低下する-strong>ことが明らかになっています。
この研究によると、身体活動量が多いグループは、最も少ないグループに比べて、男性で13%、女性で16%もがんになるリスクが低いという結果でした。
特に、以下の種類のがんにおいて、運動によるリスク低下の効果が確認されています。
下の表は、国立がん研究センターの報告に基づき、運動によってリスクの低下が期待できるがんの種類をまとめたものです。
| がんの種類 | 運動によるリスク低下の科学的根拠 |
|---|---|
| 大腸がん | リスク低下は「ほぼ確実」と評価されています。 運動が腸の動きを活発にし、発がん物質が腸内にとどまる時間を短縮するためと考えられています。 |
| 乳がん(閉経後) | リスク低下は「ほぼ確実」と評価されています。 運動による体重管理が、がんの発生に関わる女性ホルモン(エストロゲン)の濃度を適正に保つ効果があります。 |
| 子宮体がん | リスク低下は「可能性あり」と評価されています。 肥満が大きなリスク要因であり、運動による体重管理が予防に繋がると考えられています。 |
| その他のがん | 肝臓がん、胃がん、腎臓がん、食道がん(腺がん)、肺がんなど、その他多くのがんにおいても、 運動によるリスク低下の可能性が示唆されています。 |
がん予防に運動が効く3つのメカニズム
では、なぜ運動をすることでがんのリスクを下げることができるのでしょうか。
その背景には、運動が私たちの体に働きかける、主に3つのメカニズムが存在します。
これらが複合的に作用することで、がん細胞が生まれにくく、育ちにくい体内環境が作られるのです。
メカニズム1 免疫機能の向上
私たちの体には、がん細胞やウイルスに感染した細胞など、異常な細胞を見つけ出して攻撃する「免疫」というシステムが備わっています。この免疫システムの主役の一つが「ナチュラルキラー(NK)細胞」です。
定期的な運動は、このNK細胞をはじめとする免疫細胞を活性化させる効果があります。
運動によって血行が良くなると、免疫細胞が体の隅々までパトロールしやすくなり、がん細胞を早期に発見・排除する能力が高まります。
つまり、運動は体自身の「がんに対する抵抗力」を底上げしてくれるのです。
メカニズム2 体重の適正化とホルモンバランスの改善
肥満、特に内臓脂肪の増加は、多くのがんのリスクを高めることが知られています。
脂肪組織は、単なるエネルギーの貯蔵庫ではなく、さまざまなホルモンを分泌する内分泌器官としての役割も持っています。
例えば、脂肪組織からは女性ホルモンの一種であるエストロゲンが分泌されます。
閉経後の女性の場合、肥満によってエストロゲンの血中濃度が過剰に高まると、乳がんや子宮体がんの発症リスクが上がることが分かっています。
運動によって余分な脂肪を燃焼させ、適正体重を維持することは、こうしたホルモンのバランスを整え、がんのリスクを直接的に下げることに繋がります。
メカニズム3 炎症の抑制とインスリン抵抗性の改善
体内で起こる「慢性的な炎症」は、細胞にダメージを与え、がんの発生や進行を促進する要因の一つです。
運動には、この慢性炎症を引き起こす物質(炎症性サイトカイン)の産生を抑える働きがあります。
また、運動不足や肥満は、血糖値を下げるホルモン「インスリン」が効きにくくなる「インスリン抵抗性」という状態を招きます。
すると、体は血糖値を下げようとしてインスリンを過剰に分泌(高インスリン血症)し、この過剰なインスリンが細胞の異常な増殖を促し、がんの発生リスクを高めてしまうのです。
運動はインスリンの感受性を高めてその働きを正常化する効果があり、結果としてがん細胞が育ちにくい体内環境を作ることに貢献します。
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がん予防に必要な運動量の目安は1日たった15分から
「がん予防のために運動が良いと聞くけれど、毎日ジムに通ったり、何キロも走ったりするのは無理…」そう感じていませんか?
ご安心ください。
がん予防のための運動は、必ずしもハードなトレーニングである必要はありません。
実は、1日わずか15分程度の運動からでも、がんのリスクを低下させる効果が期待できることが、科学的な研究で明らかになっています。
ここでは、がん予防に推奨される具体的な運動時間や強度について、誰でも実践できる目標設定のヒントと合わせて詳しく解説します。
国際的な基準で推奨される運動時間
世界保健機関(WHO)や日本の厚生労働省は、健康維持・増進や病気予防のために推奨される身体活動量を具体的なガイドラインとして示しています。
これらは、がん予防においても重要な指標となります。
WHOが発表した「身体活動・座位行動ガイドライン」では、成人(18~64歳)に対して以下のような運動を推奨しています。
- 中強度の有酸素運動を週に150分〜300分(早歩きやサイクリングなど、少し息が弾む程度の運動)
- または、高強度の有酸素運動を週に75分〜150分(ランニングや水泳など、息が切れ、会話が難しい程度の運動)
- さらに、週に2日以上、主要な筋肉群をすべて使う筋力トレーニング
これを1日あたりに換算すると、中強度の運動を毎日20分~40分行う計算になります。
「やっぱり少しハードルが高い…」と感じるかもしれません。
しかし、希望を捨てるのはまだ早いです。
台湾で行われた大規模な研究では、1日15分程度のウォーキングでも、全く運動しない人と比べて死亡リスクが14%、がんによる死亡リスクが10%低下したという結果が報告されています。
まずは短い時間でも体を動かすことが、がん予防の確実な第一歩となるのです。
参考: 健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023(厚生労働省)
まずは「今より10分多く体を動かす」ことから始めよう
いきなり「毎日30分運動する」と高い目標を掲げると、挫折の原因になりかねません。
運動習慣がない方は、まず厚生労働省が推奨する「+10(プラステン)」を合言葉に始めてみましょう。
これは、「今よりも毎日10分だけ多く体を動かそう」という非常にシンプルな取り組みです。
10分であれば、日常生活の中に無理なく組み込めるのではないでしょうか。
例えば、以下のような工夫で「+10」は簡単に達成できます。
- エレベーターやエスカレーターを階段に変える
- 通勤時に一駅手前で降りて歩く
- テレビのCM中にその場で足踏みや軽いストレッチをする
- いつもより少し遠くのスーパーへ歩いて買い物に行く
- 電話をするときは座らずに歩きながら話す
大切なのは、「運動」と気負わずに、生活の中の「身体活動」を少しだけ増やす意識を持つことです。
この小さな積み重ねが、がんを遠ざける大きな力になります。
運動強度の目安「METs(メッツ)」を知って効率アップ
「中強度の運動」と言われても、具体的にどれくらいの負荷なのか分かりにくいですよね。
そこで役立つのが「METs(メッツ)」という指標です。
METsは、運動や身体活動の強度を数値で表したもので、安静に座っている状態を「1METs」として、その何倍のエネルギーを消費するかを示します。
がん予防に効果的とされる「中強度」の運動は、一般的に3METsから6METs未満の活動を指します。
下の表で、ご自身の活動がどのくらいの強度に当たるかチェックしてみましょう。
| 活動強度 | METs値 | 具体的な活動例 |
|---|---|---|
| 低い | 1.0~2.9 | 座位(1.3)、立位(1.8)、皿洗い(1.8)、料理(2.5)、ストレッチ(2.3) |
| 中程度(推奨) | 3.0~5.9 | 普通歩行(3.5)、掃除機をかける(3.3)、自転車に乗る(4.0)、ラジオ体操第一(4.0)、速歩き(5.0) |
| 高い | 6.0以上 | ジョギング(7.0)、重い荷物を運ぶ(7.5)、ランニング(8.3)、水泳(クロール)(9.8) |
出典: 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』(国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所)を参考に作成
この表を見れば、日常生活の中にも中強度の活動がたくさんあることがわかります。
例えば、通勤での15分の早歩き(5.0METs)と、家での15分の掃除機がけ(3.3METs)を合わせれば、立派な中強度の運動になります。
METsを意識することで、自分の活動を客観的に評価し、効率的にがん予防に取り組むことができます。
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今日から始められる!がん予防におすすめの簡単運動メニュー
がん予防のための運動は、特別なジムや高価な器具がなくても、今日からすぐに始められます。
大切なのは、無理なく、楽しく、そして継続することです。
ここでは「自宅でできる有酸素運動」「すきま時間でできる筋トレ」「気分転換になる屋外での運動」の3つのカテゴリーに分けて、誰でも簡単に取り組める運動メニューを具体的なやり方とポイントを交えてご紹介します。
まずは、それぞれの運動がどのくらいの強度なのか、以下の表で確認してみましょう。
運動強度は「METs(メッツ)」という単位で表され、安静時を1としたときに何倍のエネルギーを消費するかを示します。
| 運動メニュー | 運動強度の目安 (METs) | 15分あたりの消費カロリー目安 (体重60kgの場合) |
|---|---|---|
| 踏み台昇降 | 4.0 METs | 約63 kcal |
| その場足踏み | 3.8 METs | 約60 kcal |
| スクワット | 5.0 METs | 約79 kcal |
| 壁を使った腕立て伏せ | 2.5 METs | 約39 kcal |
| ウォーキング (やや早歩き) | 4.3 METs | 約68 kcal |
| サイクリング (ゆったり) | 4.0 METs | 約63 kcal |
※消費カロリーの計算式: METs × 体重(kg) × 時間(h) × 1.05
※METs値は国立健康・栄養研究所 改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』を参考にしています。
【自宅でできる】テレビを見ながらでもOKな有酸素運動
天候や時間を気にせず、自宅で手軽にできるのが有酸素運動の魅力です。
テレビを見ながら、音楽を聴きながらといった「ながら運動」なら、運動が苦手な方でも楽しく続けられます。
踏み台昇降
踏み台昇降は、省スペースで心肺機能と下半身の筋力を同時に鍛えられる効率的な運動です。
リズミカルに行うことで、気分もリフレッシュできます。
【やり方】
- 高さ10~20cm程度の安定した台を用意します。(専用のステップ台のほか、電話帳を束ねたものや階段の1段目でも代用可能です)
- 背筋を伸ばし、台の少し手前に立ちます。
- 「右足で昇る→左足で昇る→右足で降りる→左足で降りる」という動作を繰り返します。
- 次は左足から昇るなど、左右の足の順番を入れ替えながら行いましょう。
【ポイント】
腕を大きく振ることで、運動強度が上がり、より多くのカロリーを消費できます。
慣れてきたら、少しずつ時間を延ばしたり、台の高さを調整したりしてみましょう。
膝や足首に痛みを感じる場合は、無理せず中止してください。
その場足踏み
道具も場所もほとんど必要としない、最も手軽な有酸素運動です。
思い立ったときにすぐできるので、運動習慣の第一歩として最適です。
【やり方】
- 背筋をまっすぐ伸ばして立ちます。
- その場で、太ももが床と平行になるくらいまで、リズミカルに膝を交互に引き上げます。
- 腕を前後に大きく振り、全身を使って行いましょう。
【ポイント】
マンションなど階下への音が気になる場合は、ヨガマットや厚手のカーペットの上で行うと振動を軽減できます。
テレビのCM中だけ行うなど、短い時間から始めてみましょう。
【すきま時間で】無理なくできる簡単筋力トレーニング
筋力を維持・向上させることは、基礎代謝を上げて太りにくい体を作るだけでなく、血糖値の安定にもつながります。
ここでは、大きな筋肉を効率よく鍛えられるメニューをご紹介します。
スクワット
下半身の大きな筋肉(お尻、太もも)をまとめて鍛えられる「キング・オブ・トレーニング」です。
正しいフォームで行うことで、ヒップアップ効果や姿勢改善も期待できます。
【やり方】
- 足を肩幅程度に開き、つま先は少し外側に向けます。腕は胸の前で組むか、前に伸ばします。
- お尻を後ろに突き出すように、椅子に座るイメージでゆっくりと腰を落とします。
- 太ももが床と平行になるまで下げたら、かかとで地面を押すようにして、ゆっくりと元の姿勢に戻ります。
【ポイント】
腰を落とす際に、膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。
背中が丸まらないように、常にまっすぐな姿勢を意識してください。
最初は10回を1セットとし、1日に2~3セットを目標に無理のない範囲で行いましょう。
バランスが不安な方は、椅子の背もたれなどに捕まりながら行うと安全です。
壁を使った腕立て伏せ
床で行う腕立て伏せが苦手な方でも、安全に胸や腕、肩の筋肉を鍛えられるトレーニングです。
壁との距離で負荷を簡単に調整できます。
【やり方】
- 壁に向かって立ち、両手を肩幅より少し広めに開いて壁につきます。指先はやや上向きにします。
- 息を吸いながら、ゆっくりと肘を曲げ、胸を壁に近づけていきます。
- 壁に胸がつきそうになったら、息を吐きながら、壁を押して元の姿勢に戻ります。
【ポイント】
動作中は、頭からかかとまでが一直線になるように意識してください。
壁から離れて立つほど負荷が高まり、壁に近づくほど負荷は軽くなります。
ご自身の筋力に合わせて、10~15回を1セットとして行いましょう。
【気分転換に】屋外で楽しむおすすめの運動
外の空気を吸い、日光を浴びながらの運動は、ストレス解消や気分のリフレッシュに最適です。
日光を浴びることで体内で生成されるビタミンDは、がん予防にも関与すると考えられています。
ウォーキング
誰でもすぐに始められる運動の代表格です。
少し息が弾み、汗ばむ程度の「やや早歩き」を意識することで、がん予防だけでなく、心肺機能の向上や生活習慣病予防にも高い効果が期待できます。
【やり方】
- 背筋を伸ばし、視線はまっすぐ前方に向けます。
- 肘を軽く曲げ、腕をリズミカルに振ります。
- 歩幅をいつもより少し広めにとり、かかとから着地して、つま先で地面を蹴り出すように歩きます。
【ポイント】
厚生労働省のe-ヘルスネットでも推奨されているように、まずは「今より10分多く歩く」ことから始めてみましょう。
クッション性の高いウォーキングシューズを履くと、膝や腰への負担を軽減できます。
サイクリング
膝や腰への負担が少なく、長時間の有酸素運動がしやすいのがサイクリングの魅力です。
景色を楽しみながら運動できるため、飽きずに続けやすいでしょう。
【やり方】
- サドルにまたがり、ペダルが一番下にあるときに膝が軽く曲がる程度に高さを調整します。
- 軽く前傾姿勢をとり、一定のペースでリズミカルにペダルをこぎます。
【ポイント】
交通ルールを遵守し、ヘルメットを着用するなど、安全には最大限配慮してください。
平坦な道だけでなく、緩やかな坂道をコースに加えると運動強度が上がり、より効果的です。
買い物や通勤に自転車を取り入れるのも立派な運動になります。
がん予防の運動を始める前に知っておきたい注意点
がん予防に効果的な運動ですが、やみくもに始めるとかえって体を痛めてしまう可能性があります。
せっかく健康のために始めた運動で怪我をしてしまっては元も子もありません。
安全に、そして効果的に運動を続けるために、ここで紹介する3つの注意点を必ず守るようにしましょう。
持病がある方や健康に不安がある方は医師に相談
運動は多くの人にとって有益ですが、個々の健康状態によっては注意が必要です。
特に、以下に当てはまる方は、運動を始める前に必ずかかりつけの医師や専門家に相談し、メディカルチェックを受けるようにしてください。
- 心臓病、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の診断を受けている方
- 変形性膝関節症や腰痛など、関節や骨に持病や痛みがある方
- 呼吸器系の疾患をお持ちの方
- 過去に大きな病気や手術の経験がある方
- 運動中に胸の痛み、動悸、めまいなどを感じたことがある方
- 長期間運動習慣がなかった中高年の方
医師に相談することで、ご自身の体に合った運動の種類、強度、時間について具体的なアドバイスをもらえます。
自己判断で無理な運動を始めてしまい、病状を悪化させるリスクを避けるためにも、専門家の意見を聞くことが非常に重要です。
体調が優れない日は無理せず休む勇気を持つ
がん予防のための運動は、継続することが何よりも大切です。
しかし、「毎日続けなければ」と自分を追い詰める必要は全くありません。
自分の体と対話し、調子が悪いと感じた日は、思い切って休む勇気を持ちましょう。
例えば、以下のような日は、運動を控えるのが賢明です。
- 発熱や咳、喉の痛みなど、風邪の症状がある時
- 前日の疲れが残っている、睡眠不足で疲労感が強い時
- いつもと違う強い筋肉痛や関節の痛みを感じる時
- 食欲不振や胃腸の調子が優れない時
- 精神的なストレスが大きく、気分が乗らない時
体調が万全でない時に無理をすると、免疫力がかえって低下したり、集中力が散漫になって思わぬ怪我につながったりする恐れがあります。
運動習慣において、休養はトレーニングと同じくらい重要な要素です。
「休むのもトレーニングのうち」と捉え、焦らず自分のペースで続けていきましょう。
運動前後のウォーミングアップとクールダウンを忘れずに
運動の効果を最大限に引き出し、安全性を高めるために、ウォーミングアップ(準備運動)とクールダウン(整理運動)はセットで行うことを習慣にしましょう。
特に運動習慣がなかった方は、急に体を動かすと筋肉や関節を痛めやすいため、この準備と整理の時間は不可欠です。
それぞれの目的と具体的な方法を下の表にまとめました。
運動メニューを始める前に、ぜひ実践してください。
| ウォーミングアップ(準備運動) | クールダウン(整理運動) | |
|---|---|---|
| 目的 | 心拍数を穏やかに上昇させる 血流を促進し、筋肉や関節の温度を高める 筋肉の柔軟性を高め、可動域を広げる 神経の伝達をスムーズにし、体の反応を良くする 怪我(肉離れ、捻挫など)の予防 | 運動で高まった心拍数や呼吸を徐々に平常時に戻す 筋肉に溜まった疲労物質の排出を促す 筋肉の緊張を和らげ、柔軟性を回復させる 運動後の筋肉痛の軽減 急な運動停止によるめまいや立ちくらみの防止 |
| 時間の目安 | 5分~10分程度 | 5分~10分程度 |
| 具体例 | その場での足踏みや軽いジョギング ラジオ体操 腕や肩を大きく回す 膝の屈伸やアキレス腱伸ばし 体をリズミカルに動かす動的ストレッチ | ゆっくりとしたウォーキング 深呼吸 筋肉をゆっくり伸ばして保持する静的ストレッチ(太もも、ふくらはぎ、背中、肩など) |
ウォーミングアップやクールダウンの重要性については、厚生労働省の情報提供サイト「e-ヘルスネット」でも詳しく解説されています。
安全に運動を続けるための知識として、ぜひ一度目を通してみてください。
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予防と一緒に保険で備える
ここまで、がん予防のための運動について詳しく解説してきました。
日々の運動は、がんのリスクを減らすために非常に有効な手段です。
しかし、どれだけ予防を徹底しても、がんになるリスクを完全にゼロにすることはできないという現実も知っておく必要があります。
万が一の事態に備え、経済的な側面から家族と自分自身を守る「がん保険」についても考えてみませんか。
予防だけでは心配?
運動や食事改善による予防は、がん対策の重要な柱です。
しかし、年齢、遺伝、環境要因など、自分ではコントロールできないリスクも存在します。
実際に、最新の統計では日本人が生涯でがんに罹患する確率は2人に1人とされています。(出典:国立がん研究センターがん情報サービス「最新がん統計」)
このデータが示すように、がんは誰にとっても決して他人事ではありません。
もしがんと診断された場合、身体的・精神的な負担はもちろんのこと、治療にかかる経済的な負担が大きな問題としてのしかかってきます。
治療に専念するためにも、そしてご家族に心配をかけないためにも、予防策と並行して「もしも」の備えをしておくことが、現代を生きる私たちにとって非常に重要です。
がん保険の必要性
がんの治療費は、その種類や進行度、治療法によって大きく異なりますが、高額になるケースも少なくありません。
日本の公的医療保険制度は非常に優れていますが、先進医療にかかる技術料や、差額ベッド代、通院のための交通費、そして治療中の収入減少など、保険適用外の自己負担も多く発生します。
がん保険は、こうした経済的な負担を軽減するために特化した保険です。
主な保障内容を下の表にまとめました。
| 保障の種類 | 主な内容 | 公的医療保険の適用 |
|---|---|---|
| 診断給付金 | がんと診断が確定した際に受け取れるまとまった一時金。 治療費や当面の生活費など、使い道は自由。 | 対象外 |
| 入院給付金 | がん治療のために入院した場合に、入院日数に応じて受け取れる給付金。 | 一部適用(自己負担あり) |
| 手術給付金 | がん治療のために所定の手術を受けた際に受け取れる給付金。 | 一部適用(自己負担あり) |
| 通院給付金 | がん治療のために通院した場合に、通院日数に応じて受け取れる給付金。 近年増加している通院治療をサポート。 | 一部適用(自己負担あり) |
| 先進医療特約 | 公的医療保険の対象外である先進医療を受けた際の技術料を保障。 数百万円に及ぶこともある費用に備えられる。 | 対象外 |
このように、がん保険に加入しておくことで、経済的な心配をせずに、最適な治療法を選択しやすくなるという大きなメリットがあります。
治療に専念できる環境を整えることは、がんを克服する上で非常に大切な要素です。
FPに相談する
「がん保険が必要なのは分かったけれど、たくさんの種類があってどれを選べばいいか分からない」と感じる方も多いでしょう。
保険は一度加入すると長く付き合うもの。
だからこそ、専門家のアドバイスを参考にすることをおすすめします。
そこでおすすめしたいのが、お金の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)への相談です。
FPに相談するメリットは以下の通りです。
- 中立的な立場からのアドバイス
特定の保険会社に偏らず、あなたのライフプランや家計状況に最適な保険を客観的に提案してくれます。 - 専門的な知識
複雑な保険商品の内容や保障範囲を分かりやすく解説し、あなたに必要な保障と不要な保障を整理してくれます。 - 家計全体の見直し
保険だけでなく、貯蓄や資産運用など、家計全体のバランスを見ながら最適なプランを一緒に考えてくれます。
多くのFP相談サービスでは、初回の相談を無料で行っています。
運動で未来の健康を守るように、保険で未来の安心を備える。
まずは一歩踏み出して、専門家にあなたの不安や疑問を話してみてはいかがでしょうか。
ご自身の状況に合わせた最適な備えについて、専門家と一緒に考えてみませんか?

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まとめ
がん予防における運動は、免疫機能の向上やホルモンバランスの改善といった科学的根拠に基づき、リスク低下に有効です。
この記事でご紹介したように、激しい運動は必要なく、1日15分程度のウォーキングや自宅でできる簡単な運動からで十分効果が期待できます。
まずは「今より少しでも多く体を動かす」ことを意識し、ご自身の体調に合わせて無理なく継続することが大切です。
今日からできることから始め、健康な未来への一歩を踏み出しましょう。




