がん治療中の収入減少にどう備えるべきか、お悩みではありませんか?
この記事では、がん保険と収入保障保険の必要性をデータと共に解説します。
結論として、がん治療の長期化による収入減は公的保障だけでは不十分なため、保険での備えが不可欠です。
それぞれの保険の役割や違い、後悔しないための選び方のポイントを理解し、ご自身やご家族に最適な保障を準備しましょう。

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がん保険と収入保障が同時に検討される理由
「がん」と診断されたとき、多くの方が真っ先に心配するのは治療のことでしょう。
しかし、それと同時に無視できないのが「お金」の問題です。
特に、治療期間中の収入がどうなるのかという不安は、精神的にも大きな負担となります。
だからこそ、がん治療費に備える「がん保険」と、収入減少に備える「収入保障」は、セットで考えるべき重要なテーマなのです。
この章では、なぜこの2つの備えが同時に必要とされるのか、その根本的な理由を深掘りしていきます。
がん治療と仕事の両立の難しさ
かつて「がん=入院」というイメージがありましたが、医療の進歩により、現在は働きながら通院で治療を続ける方が増えています。
しかし、「働きながら治療できる」ことと「これまで通りに働ける」ことは決してイコールではありません。
- 治療の長期化と通院の頻度
手術後の抗がん剤治療や放射線治療は、数ヶ月から年単位に及ぶことも少なくありません。定期的な通院のために、休暇を取得したり、勤務時間を調整したりする必要が出てきます。 - 副作用の影響
抗がん剤治療などによる副作用は、吐き気や倦怠感、集中力の低下など、業務のパフォーマンスに直接影響を及ぼすことがあります。見た目の変化(脱毛など)が、精神的な負担となるケースもあります。 - 体力・気力の低下
がんという病気そのものや、治療による心身への負担から、以前と同じように働くための体力や気力を維持することが難しくなる場合があります。
こうした状況から、やむを得ず働き方を変えざるを得ない、あるいは離職・廃業を選択する方も少なくありません。
実際に、国立がん研究センター中央病院の調査では、がんと診断された会社員のうち19.8%が、診断後の1年以内に依願退職または解雇に至っているというデータもあります。
(出典:国立がん研究センター「がん患者の就労等に関する実態調査」)
このように、がん治療は私たちの働き方に大きな影響を及ぼし、それが直接収入の減少につながるリスクをはらんでいるのです。
収入減少に対する経済的な備えの重要性
がん治療が始まると、家計は「支出の増加」と「収入の減少」という二重の負担、いわゆる「ダブルパンチ」に見舞われる可能性があります。
支出の増加については、がん保険で備えるというイメージがつきやすいかもしれません。
しかし、本当に見過ごせないのは「収入の減少」です。
治療のために休職すれば給与は減り、時短勤務になればその分収入は下がります。
自営業やフリーランスの方であれば、働けない期間は収入が途絶えてしまうかもしれません。
| 項目 | 具体例 | 家計への影響 |
|---|---|---|
| 収入の減少 | 休職・失業による給与の停止時短勤務や配置転換による給与減残業代やボーナスのカット(自営業者)働けない期間の収入途絶 | 住宅ローン、教育費、水道光熱費といった毎月の固定費や生活費の支払いが困難になるリスクがあります。 |
| 支出の増加 | 治療費の自己負担分(高額療養費制度適用後も負担は発生)先進医療や自由診療の費用差額ベッド代、入院中の食事代通院のための交通費・宿泊費ウィッグやサプリメントなどの関連費用 | 治療に専念するための費用であり、公的医療保険だけではカバーしきれない部分が多く存在します。 |
たとえ高額療養費制度やがん保険の一時金で高額な治療費をまかなえたとしても、その後の生活を支える「月々の収入」が途絶えてしまっては、安心して治療に専念することはできません。
だからこそ、がん治療費そのものへの備えである「がん保険」と、治療中の生活を守るための「収入保障」の両面から対策を講じることが、後悔しないがんへの備えの鍵となるのです。
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まず理解したい がん保険と収入保障保険の基本的な違い
「がんへの備え」と一言でいっても、その目的によって選ぶべき保険は大きく異なります。
特に「がん保険」と「収入保障保険」は、がんによる経済的なリスクに備えるという点で関連性があるため混同されがちですが、その本質的な役割は全く別物です。
がん保険は「がんの治療費」そのものに備える保険、一方で収入保障保険は一家の大黒柱が万が一の際に「残された家族の生活費」を支える保険です。
まずは、この基本的な違いを正しく理解することが、後悔しない保険選びの第一歩となります。
それぞれの保険の役割と保障内容を詳しく見ていきましょう。
がん保険とは がん治療に特化した保障
がん保険は、その名の通り「がん(悪性新生物)」と診断されたり、がんの治療を受けたりした際に給付金が支払われる、がんに特化した専門的な保険です。
がん治療は高額になるケースも多く、長期化することもあるため、治療に専念するための経済的な支えとなります。
- 診断一時金(診断給付金)
がんと診断が確定した際に、まとまった一時金(例:100万円、200万円など)が受け取れます。使い道は自由で、高額になりがちな初期治療費や、治療中の生活費の補填など、柔軟に活用できるのが大きな特徴です。 - 入院給付金
がん治療を目的とした入院日数に応じて、1日あたり1万円などの給付金が支払われます。 - 手術給付金
がん治療のために所定の手術を受けた際に、手術の種類に応じてまとまった給付金が支払われます。 - 通院給付金
近年増加している、入院せずに行う放射線治療や抗がん剤治療などの通院治療に対して、通院日数に応じて給付金が支払われます。 - 先進医療特約
公的医療保険の対象外となる先進医療を受けた際、高額な技術料の実費を保障します。
このように、がん保険は「がん」という特定の病気に対する治療の各段階で、経済的な負担を直接的に軽減することを目的としています。
収入保障保険とは 万が一の際の収入を支える保障
収入保障保険は、被保険者(保険の対象となる人)が死亡または保険会社所定の高度障害状態になった場合に、残された家族の生活を支えるため、毎月お給料のように一定額の保険金が保険期間満了まで支払われる保険です。
主に、一家の収入を支える大黒柱が、万が一の事態に備えて加入します。
この保険の大きな特徴は、保険金の受け取り方です。
一括で受け取ることも可能ですが、毎月定額で受け取ることで、計画的に生活費として活用でき、遺族が生活の基盤を立て直すまでの期間を経済的にサポートします。
がんが原因で死亡した場合も保障の対象となりますが、あくまで保障のトリガーは「死亡」または「高度障害」です。
がんの「治療中」で働けなくなったという理由だけでは、原則として保険金は支払われません。
そのため、がん治療中の収入減少そのものを直接カバーする目的の保険ではないことを理解しておく必要があります。
保障内容や保険期間の違いを比較
がん保険と収入保障保険の役割の違いを、より明確にするために表で比較してみましょう。
| 比較項目 | がん保険 | 収入保障保険 |
|---|---|---|
| 主な目的 | がんの治療費や治療に伴う支出への備え | 被保険者の死亡・高度障害後の残された家族の生活費の確保 |
| 保障の対象 | がん(悪性新生物)の診断・入院・手術・通院など | 原因を問わない死亡・高度障害状態(一部商品では特定の就業不能状態も対象) |
| 保険金の受取方 | 一時金、日額、月額など(給付内容による) | 毎月定額の年金形式(給与のように受け取る)が基本 |
| 保険期間 | 定期タイプと終身タイプがある | 定期タイプのみ(例:60歳満了、65歳満了など) |
| 保障の範囲 | 「がん」という特定の病気に特化 | 病気やケガを問わず、幅広い原因による死亡・高度障害を保障 |
このように、がん保険は「がん治療」という特定のイベントに、収入保障保険は「死亡・高度障害」という状態に備える保険であり、保障する目的と範囲が全く異なります。
がんによる収入減少に備えるためには、まずこの違いを理解した上で、ご自身の状況に合わせて「がん保険で備えるべきか」「収入保障保険も必要なのか」、あるいは「両方を組み合わせるべきか」を検討することが重要です。
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データで見る がん保険における収入保障の必要性
「もし、がんになったら…」という漠然とした不安を、具体的なデータで見ていくことで、本当に必要な備えが見えてきます。
ここでは、がん治療にかかる費用や期間、そして最も見過ごされがちな「収入の減少」という現実を、公的なデータをもとに詳しく解説します。
がん治療にかかる費用と期間の実態
がん治療と聞くと、高額な医療費を想像するかもしれません。
もちろん、公的医療保険の「高額療養費制度」があるため、医療機関の窓口で支払う自己負担額には上限が設けられています。
しかし、実際にがんを経験した方が負担する費用は、それだけではありません。
生命保険文化センターの調査によると、がん(悪性新生物)で入院した際の自己負担費用の平均は20.8万円というデータがあります。
しかし、これはあくまで平均値です。
治療が長期化したり、保険適用外の費用がかさんだりすることで、負担はさらに大きくなる可能性があります。
| 費用項目 | 内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 差額ベッド代 | 個室や少人数の病室を希望した場合にかかる費用。 | 1日あたり平均 約6,600円 (出典:厚生労働省「主な選定療養に係る報告状況」令和5年7月1日現在) |
| 先進医療費 | 公的医療保険の対象外となる先進的な医療技術にかかる費用。全額自己負担となる。 | 技術により数十万円~数百万円 |
| 食事療養費 | 入院中の食事代の一部。1食あたり490円(2024年6月改定後)が標準。 | 1日3食で約1,500円 |
| その他の費用 | 通院のための交通費、ウィッグや下着の購入費、サプリメント代、家族のお見舞い費用など。 | 個々の状況により変動 |
また、近年の医療技術の進歩により、入院日数は短期化する一方で、通院による治療が増加しています。
厚生労働省の「令和2年(2020)患者調査」によると、がん(悪性新生物)の平均在院日数は19.6日となっており、多くの患者さんが仕事をしながら通院治療を続けているのが実情です。
治療が長期化すればするほど、これらの費用は家計に重くのしかかります。
がんによる収入減少の現実と公的保障の限界
がん治療で本当に厳しいのは、治療費の負担だけではありません。
それ以上に深刻なのが「収入の減少」です。
治療のために休職や離職を余儀なくされたり、働き方を変えざるを得なくなったりすることで、世帯収入が大幅に減少するケースは少なくありません。
ある調査では、がんの治療と仕事の両立ができず、依願退職・解雇・廃業した人の割合は20.7%にものぼります。
また、がん罹患後に収入が「減った」と回答した人は約半数に達し、そのうちの4人に1人は収入が「50%以上減少」したと答えています。
(出典:アフラック生命保険株式会社「がん罹患による就労への影響に関する調査」)
「会社員なら傷病手当金があるから大丈夫」と考える方もいるかもしれませんが、公的保障だけで生活を維持するのは簡単ではありません。
公的保障の範囲と限界を正しく理解しておきましょう。
傷病手当金でカバーできる範囲
傷病手当金は、会社員や公務員などが加入する健康保険から支給される制度です。
病気やケガで連続して4日以上仕事を休み、給与が支払われない場合に受け取ることができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | 会社の健康保険(協会けんぽ、組合健保など)や共済組合の被保険者 ※国民健康保険に加入する自営業者・フリーランスは対象外 |
| 支給額 | 直近12ヶ月間の標準報酬月額の平均額 ÷ 30日 × 3分の2 (おおよそ給与の3分の2) |
| 支給期間 | 支給開始日から通算して最長1年6ヶ月 |
ポイントは、支給額が給与の満額ではなく「約3分の2」に減ってしまう点です。
また、支給期間も最長で1年6ヶ月という上限があります。がん治療がこれ以上に長引いた場合、公的な支援が途絶えてしまうリスクがあるのです。
特に、国民健康保険に加入している自営業者やフリーランスの方には、この傷病手当金の制度がないため、働けなくなった瞬間から収入がゼロになる可能性があり、より一層の備えが重要になります。
障害年金の受給要件
傷病手当金の支給期間が終了した後や、病状が重い場合には「障害年金」という選択肢もあります。
しかし、がんの場合、障害年金の認定基準は非常に厳しく、必ずしも受給できるとは限りません。
障害年金は、人工肛門や人工膀胱を造設した場合や、転移によって日常生活に著しい支障が出ている場合などは認定されやすいですが、抗がん剤の副作用による倦怠感や吐き気といった症状だけでは、認定のハードルは高いのが現実です。
初診日にどの年金制度に加入していたか、保険料の納付要件を満たしているかなど、複数の条件をクリアする必要もあり、誰もが頼れる制度ではないことを理解しておく必要があります。
家族構成やライフステージで考える必要性
ここまで見てきたように、がんによる経済的なリスクは「治療費」と「収入減」の2つが柱となります。
そして、どちらのリスクがより大きいかは、その人の家族構成やライフステージによって大きく異なります。
| ライフステージ | 想定されるリスク | 特に重視したい備え |
|---|---|---|
| 独身・単身世帯 | 自身の生活費をすべて自分で賄う必要がある。頼れる人がいない場合、治療と生活の両立が困難になる。 | 診断一時金、入院・通院給付金、収入保障 |
| 夫婦のみ世帯(DINKSなど) | 片方の収入が途絶えることで、住宅ローン返済や生活水準の維持が困難になる可能性がある。 | 診断一時金、収入保障 |
| 子育て世帯 | 世帯の大黒柱の収入減は、家族の生活や子どもの教育計画に直接的な打撃を与える。最も収入保障の必要性が高い。 | 収入保障、診断一時金 |
| 自営業・フリーランス | 傷病手当金がないため、働けなくなった瞬間から収入が途絶える。会社員以上に収入減への備えが必須。 | 収入保障(就業不能保険)、診断一時金 |
このように、ご自身の状況に置き換えて考えることで、がん保険だけでなく、月々の生活費を支える「収入保障」の備えがいかに重要かが見えてくるはずです。
平均的なデータだけでなく、ご自身のライフプランに潜むリスクを洗い出し、最適な備えを準備することが、後悔しないための第一歩と言えるでしょう。
「自分の場合は、具体的にどのくらいの保障が必要なんだろう?」
「がん保険と収入保障保険、どう組み合わせるのがベスト?」
このような疑問をお持ちの方は、保険のプロに相談してみるのがおすすめです。
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がんによる収入減に備える具体的な方法
がん治療と仕事の両立が困難になり、収入が減少するリスクは誰にでも起こり得ます。
ここでは、その経済的な不安に備えるための具体的な方法を「がん保険で備える方法」と「収入保障保険で備える方法」の2つのアプローチから詳しく解説します。
それぞれの特徴を理解し、ご自身に最適な備えを見つけましょう。
方法1 がん保険の特約や給付金で備える
まずは、がん治療への備えの基本である「がん保険」を活用して、収入減少リスクをカバーする方法です。
がん保険は治療費を直接補うだけでなく、その給付金を生活費に充てることで、間接的に収入減を支えることができます。
診断一時金で当面の生活費を確保
がん保険の最も代表的な保障の一つが「診断一時金(がん診断給付金)」です。
これは、医師によって初めてがんと診断確定された際に、まとまった金額(例:100万円、200万円など)を一時金として受け取れる保障です。
この診断一時金の最大のメリットは、使い道が自由であることです。
高額になりがちな治療費の自己負担分に充てることはもちろん、治療に専念するために仕事を休む間の生活費、差額ベッド代、先進医療の技術料、あるいは家族の生活費など、当面のあらゆる支出に柔軟に活用できます。
特に、治療初期は検査や入院で出費がかさむ一方で、傷病手当金の支給が始まるまでには時間がかかるケースもあります。
その間のつなぎ資金として、また精神的な安心材料として、診断一時金は非常に重要な役割を果たします。
近年では、再発や転移に備えて複数回給付されるタイプのがん保険も増えており、長期的なリスクにも対応しやすくなっています。
がん収入保障特約で月々の収入をカバー
より直接的に収入減少を補う目的で設計されているのが「がん収入保障特約」や「がん治療給付金」といった保障です。
これは、がんと診断され、その治療のために入院や通院(抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン剤治療など)をしている期間中、月々決まった金額(例:10万円、15万円など)が給与のように受け取れる特約です。
診断一時金が一括で大きな金額を受け取るのに対し、この特約は治療が続く限り継続的に給付を受けられるのが特徴です。
治療が長期化し、休職や退職を余儀なくされた場合でも、毎月の安定した収入源として家計を力強く支えてくれます。
ただし、どのような状態になったら給付が開始されるか、いつまで続くかといった支払条件は保険商品によって異なります。
「入院を開始したら」「所定の通院をしたら」など、具体的な条件を契約前に必ず確認することが後悔しないためのポイントです。
方法2 収入保障保険で広く備える
次に、がんだけでなく、より幅広い病気やケガによる収入減少リスクに備える「収入保障保険」を活用する方法です。
特定の病気に限定せず、「働けなくなった状態」そのものに備えたい方におすすめのアプローチです。
がん以外の病気やケガによる収入減も保障
収入保障保険は、本来、被保険者が死亡または保険会社所定の高度障害状態になった場合に、遺された家族が毎月お給料のように保険金を受け取ることで生活を支えるための保険です。
しかし、最近では特約(特則)を付加することで保障範囲を広げられる商品が主流になっています。
特に注目したいのが「特定疾病保障」や「就業不能保障」です。
これらの特約を付加することで、がんだけでなく、急性心筋梗塞や脳卒中といった三大疾病や、それ以外の病気・ケガが原因で長期間働けなくなった場合にも、毎月給付金を受け取れるようになります。
がん保険が「がん」という特定の病気に特化しているのに対し、収入保障保険は「働けなくなるリスク」という、より大きな枠組みで備えることができるのが大きな違いであり、魅力と言えるでしょう。
がん保険と収入保障保険の組み合わせ方
「がんへの備えも、それ以外の病気への備えも両方しっかりしたい」という方には、がん保険と収入保障保険を組み合わせる方法が非常に有効です。
- がん保険
診断一時金や治療給付金で、がん特有の高額な治療費や短期的な支出に備える。 - 収入保障保険
就業不能保障特約を付け、がんを含むあらゆる病気やケガによる長期的な収入減少に備える。
この組み合わせにより、がんになった場合の初期費用から長期的な生活費までをカバーしつつ、万が一がん以外の病気で働けなくなった場合のリスクにも対応できる、非常に手厚くバランスの取れた保障を構築できます。
ご自身のライフステージや家族構成、経済状況に合わせて保障額を設計することが重要です。
どのくらいの保障が必要か分からない場合は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談してみるのも一つの手です。
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どちらが最適?がん保険と収入保障保険のメリットデメリット
ここまで解説してきた「がん保険の特約」と「収入保障保険」による備え方について、それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
どちらが自分に合っているかを判断する際の参考にしてください。
| 比較項目 | がん保険(がん収入保障特約など) | 収入保障保険(就業不能保障特約など) |
|---|---|---|
| 保障対象 | がんに特化している(がんによる収入減) | がんを含む、幅広い病気やケガによる就業不能状態 |
| 保障の手厚さ | がんに対しては診断一時金など手厚い保障を設計しやすい | 保障範囲が広い分、がん単体への保障はがん保険より手薄になる場合がある |
| 保険料 | 保障をがんに絞っているため、比較的安価に設定しやすい | 保障範囲が広い分、同程度の保障額であれば保険料は高くなる傾向がある |
| メリット | がん治療に直結する保障が充実 診断一時金など使い道の自由度が高い給付金がある 保険料を抑えやすい | がん以外の病気やケガのリスクもカバーできる 精神疾患など一部を除き、ほとんどの就業不能状態に対応可能 一つの保険で広く備えられる |
| デメリット | がん以外の病気やケガによる収入減は保障されない 特約の支払条件が商品によって様々で複雑な場合がある | がん保険に比べて保険料が割高になる傾向 「就業不能状態」の定義が保険会社ごとに異なり、注意が必要 がん診断だけでは給付されない場合がある |
結論として、どちらか一方が絶対的に優れているというわけではありません。
「がん」という特定のリスクにピンポイントで手厚く備えたい方はがん保険が、がんを含む「働けなくなる」という幅広いリスクに総合的に備えたい方は収入保障保険が適していると言えるでしょう。
国立がん研究センターがん情報サービスの最新がん統計によると、生涯でがんに罹患する確率は2人に1人と言われており、備えの重要性は年々高まっています。
ご自身の価値観や家族への想いを踏まえ、最適な選択をすることが後悔しないための鍵となります。
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後悔しない おすすめがん保険
がんによる収入減少に備える方法は、がん保険の特約を活用する方法と、別途収入保障保険に加入する方法の2つが主流です。
ここでは、特に「がん保険」に焦点を当て、収入が途絶えた際の生活を支える力に優れた商品を3つ厳選してご紹介します。
診断一時金の金額や支払い条件、治療への保障範囲などを比較し、ご自身のライフプランに最適な保険を見つけるための参考にしてください。
はなさく生命「はなさくがん保険」
はなさく生命の「はなさくがん保険」は、手頃な保険料でありながら、充実した保障内容を自由に組み合わせられる点が魅力です。
特に、がん治療の長期化による収入減に備える観点から、注目したいポイントが豊富に盛り込まれています。
収入保障の観点から見た注目ポイント
この保険の最大の強みは、複数回支払われる「がん診断一時金」です。
多くのがん保険では診断一時金の支払いは1回のみですが、「はなさくがん保険」は2回目以降も、入院や特定のがん治療(手術、放射線治療、抗がん剤治療など)を受けた場合に支払われます(支払回数無制限、1年に1回限度)。
治療が長引いた際の生活費や、治療法の変更に伴う追加費用にも柔軟に対応できるため、収入保障の役割を強力に補完してくれます。
| 保障項目 | 特徴 |
|---|---|
| がん診断一時金 | 初回診断時はもちろん、2回目以降も所定の条件を満たせば回数無制限で給付。上皮内新生物も同額保障。 |
| がん治療給付金 | 入院の有無にかかわらず、手術・放射線治療・抗がん剤治療を受けるたびに給付(月1回限度)。 |
| 自由診療抗がん剤治療給付金(特約) | 公的医療保険が適用されない高額な自由診療の抗がん剤治療を保障。家計への大きな負担を軽減。 |
| がん保険料払込免除特則 | がんと診断確定された場合、以降の保険料の払込みが不要に。収入が減っても保障を継続できる。 |
コストを抑えつつも、がん治療の長期化リスクにしっかり備えたい方、特に再発や転移による再度の収入減が心配な方におすすめのがん保険です。
ソニー生命「がん保険(終身型)」
ソニー生命の「がん保険(終身型)」は、ライフプランナーによるコンサルティングを通じて、一人ひとりの状況に合わせたオーダーメイドの保障を設計できるのが大きな特徴です。
既製品の保険ではカバーしきれない、個別のニーズに細かく対応できます。
収入保障の観点から見た注目ポイント
この保険は、診断一時金や入院・通院給付金、特定治療支援給付金などを柔軟に組み合わせられるため、ご自身の収入額や家族構成、住宅ローンの有無といった家計の状況に合わせて、必要な保障を過不足なく準備できます。
例えば、「子どもの教育費がかかる時期だけ診断一時金を手厚くする」といった設計も可能です。
| 保障項目 | 特徴 |
|---|---|
| がん診断給付金 | まとまった一時金で、治療費だけでなく当面の生活費や収入減少分をカバー。金額はライフプランに合わせて設定可能。 |
| がん入院給付金・がん通院給付金 | 入院日数や通院日数に応じて給付。特に通院治療が長期化した場合の交通費や雑費の補填に役立つ。 |
| 特定治療支援給付金 | 抗がん剤・ホルモン剤・放射線治療に対して、月ごとに給付。治療中の継続的な収入減をサポート。 |
| がん保険料払込免除特約 | 上皮内新生物でも、診断確定されれば以降の保険料が免除される手厚い内容。 |
専門家と相談しながら、自分のためだけの最適な保障プランを構築したい方、また、ライフステージの変化に合わせて保障内容を見直したいと考えている方に最適な選択肢と言えるでしょう。
FWD生命「FWDがんベスト・ゴールド」
FWD生命の「FWDがんベスト・ゴールド」は、「がんと診断されたときの経済的負担を、まず一時金でしっかりカバーする」というコンセプトに特化した、非常にシンプルで分かりやすいがん保険です。
収入保障の観点から見た注目ポイント
この保険の最大のメリットは、「がん診断一時金」の保障が非常に手厚いことです。
特に、多くのがん保険で給付額が削減されがちな「上皮内新生物」でも、悪性新生物(通常のがん)と同額(100%)の一時金が受け取れます。
初期のがんであっても、治療や検査で仕事を休む必要が出てくるケースは少なくありません。
そうした初期段階の収入減にも、まとまった一時金で万全の備えができます。
| 保障項目 | 特徴 |
|---|---|
| がん診断一時金 | がんと診断確定されたときにまとまった一時金が受け取れるシンプルな保障。上皮内新生物も同額保障。 |
| 複数回診断給付金(特約) | 2年に1回を限度に、回数無制限で診断一時金を受け取れる特約を付加可能。再発・転移にも備えられる。 |
| がん保険料払込免除 | がんと診断確定されると、以降の保険料の払込みが不要に。特約ではなく主契約に標準で付帯している。 |
複雑な特約は不要で、とにかく「がんと診断されたら、まずはお金の心配をせず治療に専念したい」というニーズに的確に応えてくれる保険です。
特に、自営業やフリーランスの方など、仕事を休むとすぐに収入が途絶えてしまう方にとって、心強い味方となるでしょう。
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がん保険と収入保障を検討する際の注意点
ここまで具体的ながん保険を紹介してきましたが、最適な備えをするためには、いくつか知っておくべき注意点があります。
就業不能保険との違いを理解する
がんによる収入減に備える保険として、「就業不能保険」も選択肢の一つです。
がん保険が「がんと診断されること」や「がんの治療を受けること」を給付の条件とするのに対し、就業不能保険はがんを含む病気やケガによって「働けない状態」が続くことを条件とします。
保障範囲は広いですが、給付条件が「医師の指示による在宅療養」など厳格に定められている場合が多く、がん治療と仕事を両立しているケースでは給付対象外となる可能性があります。
それぞれの保険の役割と給付条件の違いを正しく理解し、どちらが自分の目的に合っているか見極めることが重要です。
保険料と保障内容のバランスを考える
保障を手厚くすれば、当然ながら月々の保険料は高くなります。
がんへの備えは重要ですが、保険料の負担が大きすぎて現在の生活を圧迫してしまっては本末転倒です。
ご自身の現在の収入、貯蓄、そして公的保障(傷病手当金など)でカバーできる範囲を把握した上で、「自助努力でどれくらいの備えが必要か」を冷静に判断しましょう。
診断一時金はいくら必要か、通院保障は付けるべきかなど、優先順位をつけて保障内容を組み立て、無理なく継続できる保険料の範囲で最適なプランを見つけることが賢明です。
専門家への無料相談も活用する
がん保険や収入保障の必要性は理解できても、「自分には具体的にどのくらいの保障が必要なのか」「どの商品を組み合わせるのがベストなのか」を一人で判断するのは難しいものです。
そんなときは、保険のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)などに相談することをおすすめします。
多くの保険代理店や相談窓口では、無料で相談に応じてくれます。
あなたの家族構成や収入状況、将来のライフプランを丁寧にヒアリングし、客観的な視点から最適な保険プランを提案してくれます。
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がん保険と収入保障を検討する際の注意点
がん保険や収入保障保険を検討する際には、自分や家族にとって最適な選択をするために、いくつか知っておくべき注意点があります。
保障内容や保険料だけで判断すると、「こんなはずではなかった」と後悔につながる可能性も。
就業不能保険との違いを理解する
がんによる収入減少に備える保険を考えるとき、「収入保障保険」とよく似た「就業不能保険」という選択肢も浮上します。
どちらも「働けなくなったときの収入を支える」という点で共通していますが、保障の対象となる条件や主な目的が根本的に異なります。
この違いを理解しないまま契約すると、いざという時に期待した保障が受けられない可能性があるため、注意が必要です。
| 比較項目 | 収入保障保険 | 就業不能保険 |
|---|---|---|
| 主な保障対象 | 死亡・高度障害状態 | 病気やケガによる就業不能状態 |
| 主な目的 | 遺された家族の生活費の保障 | 被保険者(本人)の療養中の生活費の保障 |
| 保険金受取人 | 主に配偶者や子などの遺族 | 主に被保険者本人 |
| 保険金の支払われ方 | 毎月定額(年金形式)が一般的 | 毎月定額(年金形式)が一般的 |
| がんになった場合 | 死亡・高度障害に至らない限り、原則として保障対象外(※特約を除く) | がんと診断され、所定の就業不能状態が続いた場合に保障対象となる |
このように、収入保障保険は基本的に「万が一、死亡してしまった場合に家族を守る」ための保険です。
一方で、就業不能保険は「病気やケガで働けなくなった自分自身の生活を守る」ための保険と言えます。
がん治療と仕事の両立が困難になり、収入が減少した場合に直接的に役立つのは「就業不能保険」です。
ただし、商品によっては「がん」が保障対象外であったり、精神疾患による就業不能は対象外であったりと、支払条件が細かく定められています。
「どのような状態になったら保険金が支払われるのか」という支払要件を契約前に必ず確認しましょう。
保険料と保障内容のバランスを考える
保険を検討する上で、保険料と保障内容のバランスは最も重要な要素の一つです。
保障を手厚くすれば安心感は増しますが、その分毎月の保険料は高くなり、家計を圧迫しかねません。
逆に、保険料の安さだけを追求すると、いざという時に必要な保障が足りないという事態に陥る可能性があります。
大切なのは、ご自身のライフステージや家族構成、経済状況を踏まえ、「自分にとって本当に必要な保障は何か」を見極めることです。
- 必要な保障額はいくらか?
現在の収入から、傷病手当金などの公的保障でカバーされる金額を差し引き、不足する生活費や治療費がいくらになるかを試算してみましょう。
独身の方と、お子様がいるご家庭では必要な保障額が大きく異なります。 - 保障はいつまで必要か?
保障が必要な期間(保険期間)も重要なポイントです。
例えば、「末の子が独立するまで」「住宅ローンの返済が終わるまで」など、ご家庭のライフプランに合わせて設定することで、無駄な保険料の支払いを防げます。 - 保険料の支払いは続けられるか?
保険は長期間にわたって保険料を支払い続けるものです。
現時点だけでなく、将来的な収入の変動なども考慮し、無理なく支払いを続けられる保険料の範囲内でプランを設計することが賢明です。 - 特約は本当に必要か?
がん保険には「先進医療特約」や「抗がん剤治療特約」など、様々な特約を付加できます。
魅力的に見える特約も、本当に自分に必要か冷静に判断しましょう。
不要な特約を外すことで、保険料を効果的に抑えることができます。
専門家への無料相談も活用する
がん保険、収入保障保険、就業不能保険。それぞれの特徴は理解できても、数多くある保険商品の中から自分に最適な組み合わせを見つけ出すのは、非常に難しい作業です。
そんな時は、保険の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)などに相談することを検討しましょう。
- 客観的な視点でのアドバイス
家計の状況や将来のライフプランをヒアリングした上で、プロの視点から客観的で的確なアドバイスをもらえます。 - 複数商品の比較検討
特定の保険会社に偏ることなく、複数の選択肢の中からあなたに合った商品を比較し、提案してくれます。 - 公的保障に関する知識
自分では調べきれない傷病手当金や高額療養費制度などの公的保障についても詳しく、それらを考慮した上で必要な保障額を算出してくれます。 - 時間と手間を削減
複雑な保険の仕組みや保障内容について分かりやすく説明してくれるため、自分で一から調べる時間と手間を大幅に削減できます。
多くの保険代理店やFP相談サービスでは、無料で相談に応じてくれます。
相談したからといって、必ず保険に加入しなければならないわけではありません。
まずは情報収集の一環として、気軽に話を聞いてみるだけでも、保険選びの視野が大きく広がるはずです。
自分一人で悩まず、専門家の力を借りることも、後悔しない保険選びのための有効な手段です。

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相談は完全無料なので、まずはお気軽にご相談ください。
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まとめ
がん治療は長期化しやすく、収入減少のリスクが伴います。
そのため、治療費を直接カバーするがん保険だけでなく、月々の生活を支える収入保障の備えも重要です。
備え方には、がん保険の診断一時金や収入保障特約、または単独の収入保障保険を組み合わせる方法があります。
ご自身の状況やがん以外のリスクも考慮し、最適なプランを選択することが、後悔しないための鍵となります。
迷った際は専門家への相談も活用しましょう。




